一般の人が塾という言葉を聞いてイメージする現代の形態になってからも、授業の多様化は進んでいます。普通思い浮かぶのは学校と同じような、教室でみんなと授業を受けるという形態ですが、最近は「個別指導」というものをアピールする塾が増えているようです。しかもそのような塾のいきおいは止まらず、塾業界総売り上げの半分に迫ろうかという勢いで急激に上昇しているという報告も伝えられています。ただし、これには子供の将来を考えた時大きな疑問が残ることは否めません。そういう点を踏まえて考えると、折角個別で指導できるようであれば、その子に最も適したかつ自立性を養えるような指導がされることを望みたいところではあります。子供の将来を塾という私的教育機関に託す親御さんの大事な役目として、塾担当講師とじっくり話し合い、可能な限りの自立性を育めるような方向で指導してもらうことと言えるのではないでしょうか。
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