合格実績のマジック

安易に合格の実績を信じてしまう、ということは大きな失敗を招いてしまうということを念頭においておくことが重要だと言えそうです。特に、受験シーズンが近づいてくると、様々な形でコマーシャルをうってくる学習塾は、最近では、特に激しさを増しており宿の入り口などに宣伝のポスターなどを貼っているところも多く、難関校へどれくらい合格したかということをきちんとした数で示すようになってきていることは、間違いないという風に言えるかもしれません。最近では、個人情報に対する取り扱いが非常に厳しくなってきたという風に言われることが多くなってきた世の中においても、未だに地方などでは○○という名前の人が合格しました、というように実例を挙げて合格者を発表しているところもあるという風に言われており、個人情報やプライバシーの観点からすると、やや驚きの声が上がる部分もあるかもしれませんね。当然のことながら、このように個人の名前を持って合格者を発表している場合などには、その塾が合格者数を水増ししているということはほとんどないという風に言えるわけですが、だからといって、その塾を全て一応に信じてしまうというのはあまりよろしくないことである、という風に言えるかもしれません。特に、塾などの場合には広告や宣伝を行う担当によってもやり方は大きく異なりますし、広告担当が変わってしまった結果、コマーシャルやプロモーションの方法が大きく変更になってしまうというようなケースもあるわけですから、全てを鵜呑みにして信じてしまうわけではなく、実際に子供と一緒に授業見学に行くなどして、目で見たり耳で聞いたりしたものを信じていくということが何よりも重要であるということは間違いないことであるという風に言えるかもしれません。