義務教育課程では、理論や原理を丁寧に教えてもらえるのが一般的です。しかし、理論や原理だけ学んで学力を伸ばすのはとても難しいことなのです。私たちは人聞ですから、分からない、できないという経験を繰り返すと、何事もそれに対するモチベーションが低下してしまいます。理論や原理を教わっても、それを応用して問題を解くという経験がなければ、確実に学習意欲はなくなっていきます。本当に学力を向上させたいならインプットした後、反復して練習することが重要なのです。これは勉強だけでなくスポーツや仕事においても言えることです。最初にスポーツのルールや仕事のやり方を教わってもそれだけでは十分にこなすことは出来ないでしょう。そこから何度も反復させることで、脳が覚えて体に染みついていくのです。何度も自分で反復させ努力しなくては、いつまでたっても身につくことはないのは明らかです。
もちろん教育的学習の基礎を学校だけで完璧にするのが一番いいのですが、それができるのは極々一部の子供だけです。少しの時間で理解し応用も出来るようになりますが、大多数の子供は、学校以外での学習時聞が必要になります。しかしながら、短時間で理解できるようになるという能力は後天的に身につけることが可能です。そのためにも、学校以外での学習機会は重要であると言えます。家庭にて子供一人で勉強するのも出来ると言えばそうなのですが、こちらも一部の子供だけで、多くの子供は塾で講師に教えてもらうのが一般的です。塾の存在意義はここにあります。
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