高校卒業後の進路

日本全体で少子高齢化が進んでいますが、新潟県でも同じく少子高齢化の問題に直面しています。生徒数が減る中で、新潟県ではより優秀な人材を育成するために高等教育や研究機能の充実化を図っています。個性あふれる私学、国立大学法人、専門学校郡と連携しながら、新潟県では県立高等教育機関の魅力を向上させて行っています。

新潟県の教育委員会では、「個を伸ばす教育」を基本理念としています。なかでも、学校だけではなく、家庭や地域、産業界が一体となった地域参画型で人材を育成し、地元の経済に貢献するキャリア教育を目指しています。

現在、新潟県内における企業においても、グローバル化によって海外との取引が増加しています。県外企業の海外進出が進む中で、グローバルに活躍できる人材の育成は新潟県の産業への貢献度も高いのです。

新潟県で高校を卒業した後の進路の内訳は、大学などへ進学した人の割合は卒業者の半分弱となっています。また、専修学校等へ進学する人は、中学校を卒業した人の約3割となっています。これは高校を卒業した約半分の人が大学へ進学するということです。なかでも難関大学へ進学したい高校へ通う高校生は、進学塾へ通う生徒が多く、学校だけでなく塾という学びの場において切磋琢磨し、新潟県だけでなく県外への大学への進学も含め、勉強にはげんでいます。