新潟県で中学校を卒業する人の数は年々減少傾向にあります。これは少子高齢化の影響で、小中学校など、学校へ進学する人の総数がそもそも減っていることにあります。一方、高校の進学率は年々増加しており、高校に進学しない人の割合は1%と大変少なくなっています。これは、高校へはほとんどの人が進学することを意味しています。ただし、高校への入学者数自体は減少し続けており、今後も高校の入学者数は減少していくことが予想されています。
また、新潟県を取り巻く環境も年々変化して来ています。グローバル化、情報化が進む中で社会経済構造が変化している状況下、新潟県の高校では伝統文化からグローバル社会にまで対応できる様々な人材を排出することが要請されています。新たな価値を創造、様々な分野をリードする人材の育成を新潟県は目指しています。
新潟県では大学や短大への進学時に県外から流入する大学生の数と、県外へ流出する大学生の数が、流出する大学生の数の方が多くなっています。大学進学時に新潟県以外の大学への志望者も多いことが統計結果からわかっています。